次の仕事が始まるまでの生活費と考えている人も多いと思います。
退職金について、あまりよく知らないという方も多いはずです。
私も詳しく知らなかったです。総務の方に任せていました。
これからの生活が不安にならないよう、退職金について少しまとめてみました。
退職金いつ入金されるの?どのくらいもらえるの?
退職金が振り込まれる時期
退職金の支払い日について、特に法律で明確に決められていません。
振り込まれる時期は会社によって違います。
一般的には退職金が入金されるのは、退職した月の翌々月までに入金されるようです。
しかし、会社によって利用している退職金制度が違います。
そのため退職金制度の種類や規定によって、退職金の支払い時期が異なってきます。
就業規則などで支払い時期を決めている場合は、それに準じて退職金の支払いとなります。
退職金の支払い日について特に決められていない場合は、
社員からの請求があれば7日以内に支払わなければならない、とされています。
しかし、後々退職金がなかなか支払われないなどのトラブルを避けるためにも、
退職金の支払い時期は退職前に確認・相談しておきましょう。
退職金の振込通知について
退職金振込通知書とは、退職金が支払われる際に退職金振込通知書が届きます。
退職金振込通知書には退職金の明細や、振込予定日が記載されています。
退職金振込通知書は会社側が退職金を支払う準備ができてから届きます。
私の場合は、退職日より70日程度で書類が届きました。
住民票が必要になりますので、準備しておいたほうがいいですよ。
そのため会社により、退職金振込通知書が届く時期は異なってきます。
退職金の振り込み日がいつか気になる場合は、会社の総務に相談してみてください。
退職金が早急に必要な場合は弁護士や社労士に相談してみましょう。
この請求書は事業主⇒市区町村へと渡ります。
市区町村が退職者の特別徴収住民税を支払い、退職金に源泉徴収が発生する場合は
差し引いた残りが退職金として振り込まれます。
退職金の額は自己都合か会社都合かで変動する
自己都合で退職する場合、どのくらい減額されるのでしょうか。
自己都合で退職する場合、退職金は満額で支給されません。
ハローワークで手続きをする失業保険の期間も決められます。
また、勤続年数が3年に満たない場合は、退職金ももらえないことが多いです。
自己都合で退職する場合は、退職金は受け取れるものの、
一般的に自己都合で退職する場合、退職金は4割ほど減額されると言われています。
また自己都合で退職すると、ハローワークでの失業給付金の支給日が3ヶ月後からになり、
支給日まで時間がかかりますし、給付期間や支給額も制限されます。
まとめ
退職金制度には退職一時金制度や企業年金制度があり、
企業が加入している制度により、支払い時期や金額は様々であります。
いくらの退職金をいつまでに受け取れるのか、会社が加入している退職金の制度や
就業規則を確認しておくことが、退職後の生活も安心して暮らせます。
後々のトラブルや新生活での不安を避けるためにも、
この記事が退職金について少しでも知識となり、参考になれば幸いです。
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