今回は、コメントが多かった単位取得について、
役職管理をしていた立場と他病院の関係者などから、少ないですが情報を集めてみました。
参考程度に、記事を閲覧してもらえたら幸いです。
結構気になる単位取得(ノルマ?になっていない)
隣の病院はどうかな? かなり気になるようで。
転職しようかな?のきっかけになっているかも。
勤務していた施設での取得方法
私の職場の病院では、平均で18単位が目標としていました。
(グループ法人だったので、いろいろなタイプの病院があり、
それぞれ取得単位が違っていました)
回復期病院:平日19単位・日祝20単位
急性期病院:17単位・日祝19単位
療養病院:18単位
老健:16枠(入所数100前後)
勤務していた病棟は回復期だったので、平日19単位(日祝20単位)でした。
平日なので、カンファレンスや他業務があれば単位免除となります。
業務内容により、免除単位を設定していました。
病棟カンファレンス2件担当で1単位免除など・・
家屋訪問では、かかった時間を免除したりして、
各スタッフは主任クラスに相談して、当日の単位取得をしていました。
マイナス分の単位を別の日に、多くとらないといけないことはなかったです。
数年前の回復期病棟の日・祝時は、21単位取得と残業を
しながら働いていました。
しかし働き改革導入となり、19単位取得で残業申請なしとなりました。
有休は、年間5日取得は必須でその他は、月1日程度。
用事があれば、相談して月に2~3日程度取得していました。
有休をとった月の、単位数を多めに取得も特にありませんでした。
管理表として各施設からリハビリ科トップに毎月資料を提出していました。
毎月の役職者が参加の会議資料として配布。
単位取得や有休の取得方法や内容に
会議中にあーだこーだと、ネチネチと言ってくる役職者がいましたね・・。
有休取得は、スタッフからの希望で可能な範囲で対応していたのに、
時代遅れの役職者が存在しており、大変でした。
臨床しているときはない、中間管理職となって、しんどいと感じる場面。
そのような発言をする管理者のいる施設では、退職者が多かったな。
なかなか有休をとらしてくれないようでした。
文句を言わないスタッフだけが残る施設となっていきました。
(若手スタッフがかわいそうでした・・・)
その管理者のタイプは、わかろうとしなかったな・・・。
他人の意見を受け入れないため、話にならない。
新人の取得単数は
4月に新人が稼働し始めますが、見学だけでは収益が出ません。
臨床に出て単位取得していきます。
4月は、8単位目標で。
5月は、10単位。
6月で12単位。
9月までに18単位を取得していきます。
いろいろな病院で取り組み方は、違ってきます。
いきなり4月から18単位はさすがに無理ですね。
強要される施設は・・・・。
他施設の単位取得業況について
有休については、消化率はほぼ100%のところが多かったです。
ただ、役職者の有休は施設により、取得は正直まちまちです。
有休が持ち越しできない分が、消える役職者もいましたね・・。
今の時代は求人募集の際の、売りの一つにもなりますので、
積極的にとっているようでうす。
若い人たちは給料も大事ですが、休日日数や有休のとりやすさの方を
就職する時の重要な項目のようです。
単位数に関しては18単位×出勤日数を目標にしている施設。
回復期のみの病院では、21単位
(すべて管理されており、時間・単位数や代診までの・・
臨床時間などのスケジューリングを考えなくて済むけど、管理者が大変だ)
ケアミックスの病院は、108単位/週(結構グレーみたいですね)
結果、18~19単位が多かったです。
気になるその他の業務について
計画書:毎月漏れがないか、確認されます。
作成が遅れる・忘れるスタッフは決まってきますので、指導が必要です。
退院時指導:作成して算定できているか、確認されます。
書類関係は、苦手なスタッフは必ずいますので、指導してください。
ここで一つ管理者にお願いです。
単位不正請求:リハビリしていないのに、算定している不正請求・・・
カンファレンス参加や後輩指導をしているのに、取得単位だけはいつもと一緒。
あのこはよく働いて優秀なスタッフとならないように・・。
まとめ
病院の経営状況によりリハビリに求める売り上げは変化していきます。
診療報酬改定時にシュミレーションをしますので、
そこで単位目標や業務内容の変わってきます。
しかし、単位目標のノルマ?で退職理由は少ないようです。
残業時間が長くなる。
人間関係が嫌になる。
リハビリ運営がキツすぎる。
などが退職理由のようです。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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