仕事ができるセンスのある人の特徴

臨床

仕事をしていると、技術・能力を身に付けたい。
臨床で結果を出したい人や意欲のある人は、必ずそう思うでしょう。

周りを見渡すと、同期の中では・・まずまずできているかな。
後輩が入ってくると・・・急になぜか自分の臨床力に焦ってしまいます。
逆に先輩を見ると、「この人は確かに仕事ができる人」と思う人がいると思います。

私も仕事ができる人にあこがれ、
「考え方」「仕事への取組み方」「行動」「育成」など研修などを通じて感じてきました。

そして、仕事ができる人の特徴は、
「洞察力がある」ということがわかってきました。

洞察力は、しぐさや言動から何かを感じ取ることです

「仕事センスとは何か」「仕事センスの磨き方のコツ」について記載しています。

スポンサーリンク

仕事ができる人になる

仕事ができる人とは、「自分以外の誰かのためにやる」ことです。
そして、役立って始めて仕事になると考えられます。

仕事ができる人とは、仕事の「成果」をだすことはもちろん、
人から「頼りになる」「信頼され任せられる」「この人なら最後までやり遂げてくれる」と
思わせる人です。

臨床のなかでは、利用者・患者対応から退所・退院支援まで最後の細かなやり取りまで、
任せられることとなります。

治療はうまくいくけど、家族や地域の担当者への対応に苦労している人は、
最後の支援がうまくいかず、あいまい言い方で終わっているのです。

支援がうまくいかない部分は、退院後・退所後の生活をイメージしたマネジメントが
具体的に提示できていないケースが多いのです。

具体的な部分は、プランニングの提示となります。
・家族に対して自宅内で生活場面での介助方法
・デイなどの送り出しの方法(玄関・車の乗り方など)

若年患者では、仕事先での注意点や外来リハビリなど
現在の状態から今後の経過や予測などを具体的に示すことが大事となります。

また、不安や迷いがあればどこに連絡すればいいのか、だれが窓口となってくれるのかを
伝えておきましょう。

スポンサーリンク

仕事のセンスについて

「数値化できない事象の良し悪しを判断し、最適化する能力」と言われます。

仕事センスとは、
自身のキャリアを形成していく中で後輩から頼られることなど他者評価され、

自己で作り上げていくものです。

センスある人の特徴とは、特別な人に備わった才能ではなく、
センスとは誰にでもある資質、個性です。


「顧客や組織からこの人じゃないとだめと思ってもらうために、
自分がもっている知識をフル活動させ、自分で問題を解決する能力【解決力】
何か新しいものを創造する【創造力】、これらの総合的な力」だと思います。

何かを成し遂げようと思った時、問題点を箇条書きで並べると矛盾点に気付きます。

そして、相手と自分との感覚の違いを知るのです。
「自分の感覚」と「相手の感覚」は、基準が違うのです。
相手の感覚と間合いをとり、うまく付き合うことが大事となります。
それには、【経験】が必要になってきます。
失敗を積み重ねて「ちょうどよい間合い」を学んでいくこと。

スポンサーリンク

まとめ

仕事ができる人になるセンスの特徴についてまとめました。

自分自身で磨く方法として、「知識の集積と整理」「センスのある人の行動や思考を学ぶ」
この2つが重要となります。

知識の集積のポイントは、自分が持っている知識・技術を、自分で判断・予測しながら、
顧客や組織からの要望にこたえなければいけません。

そのためには、多種多様な知識を集積して整理する必要があります。

また、洞察力を身に着けていきましょう。

セラピストはしぐさから評価ができます。
「動作・しぐさから何かを感じとること」を続けみてください。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました