子どもの電動歯ブラシを選ぶときのポイントとおすすめ商品

子供用の電動歯ブラシを使ってみました。

お子さんに電動歯ブラシを選ぶときには、
必ず子供用の電動歯ブラシを使うようにしましょう。

年齢などが書いてあれば、子どもの年齢に合った製品を選んでください。

大人用のものを無理やり使わせると、ブラシが硬かったり、
ヘッドが大きすぎ狭い口の中に入らなかったりと、きれいに磨けない、
お口の中を傷つけるなどのデメリットの方が大きくなってしまいます。

子どもの口にはコンパクトヘッド・毛先の丸いブラシを、
コンパクトヘッドの電動歯ブラシが適しています。

また、電動歯ブラシは振動で歯茎などに傷をつける可能性もあります。

毛先は丸くカットされている物を選び、歯ブラシの硬さはやわらかめ、
またはふつうのものを選び、子どものお口の中が傷つかないように配慮しましょう。

お口の中が傷つかない仕様のものを
振動する電動歯ブラシの場合、お口の中にヘッドやネックの部分が
不用意に当たってしまうことも少なくありません。

ヘッドやネックの部分がラバー仕様になっているなど、
お口の中が傷つきにくい構造になっている歯ブラシを選びましょう。

ブラシ交換の目安

通常の歯ブラシもそうですが、ブラシの交換は3か月に1回程度。

使用頻度やヘタりなど個人差があるようです。
傷んだブラシでは、歯みがきしてもきちんと磨けず、歯垢や汚れが落ちません。

1か月程度でだめになってしまうものもあるため、使用状況を確認してください。

電動歯ブラシを使い始めるなら、小学生くらいを目安に与えるようにしてください。
電動歯ブラシと手みがきの違いを認識して、正しく使えれば使わせても大丈夫です。

正しく使えなければ、むしろ口のトラブルの方が増えるかもしれません。

電動歯ブラシを使っているとき親が近くで見守って、
きちんと使えているかをチェックすることも大切です。

手みがきの歯ブラシは、上下左右に細かく動かしますよね。
ですが、電動歯ブラシの場合は、軽く当てるだけというのが正しい使い方です。

ゴシゴシと当てずに、歯茎に対して45度の角度でブラシを当てるようにしましょう。
電動歯ブラシを使うときは、口の中に入れてから電源を入れるのもちょっとしたコツ。

電動歯ブラシを使う際は、歯みがき粉の選びが気になります。
まず、重要なのが研磨剤入りの歯みがき粉はあまり適切ではありません。

研磨剤は振動で歯を磨く電動歯ブラシに加わると、
健康な歯の表面まで傷つけてしまう恐れがあるためです。

また、発泡剤入りの歯みがき粉の場合、電動歯ブラシの振動でお口の中が泡だらけになって、
磨きづらくなってしまいます。
発泡剤は入っていないものを選びましょう。

歯医者さんが電動歯ブラシをおすすめしない理由のひとつとして、
親が「電動歯ブラシを使えば仕上げ磨きは必要ないだろう」と判断しがちだということがいわれます。

どんなによく汚れが落ちる電動歯ブラシでも、磨き残しの可能性はゼロではありません。

親が仕上げ磨きは省略できるものでないということを肝に銘じておきましょう。

仕上げ磨きに便利なLEDライトつきの歯ブラシなども販売されているので、
有効活用していきましょう。

歯みがきをする上で大切なのは、一本一本丁寧に磨くということです。

電動歯ブラシに使うなら、仕上げ磨きに使うなどして使い分けると効果的です。

お口くちゅくちゅなど他の製品も合わせて、デンタルケアもおすすめ。

歯みがき以外の歯間や歯周ポケットの手入れも虫歯予防には重要ですので、
必ず行いましょう。

電動歯ブラシを使えば他のケアは必要ない！はありません。

子どもにも電動歯ブラシは確かに汚れを落とすのに効果的です。

手磨きではできない動きで磨くので、よりきれいに汚れを落とすことができます。

しかし、磨き残しやすかったり、子どもにとっては扱いが難しかったりと、
子どものデンタルケアアイテムとしては今ひとつな面もあります。

手磨きと電動歯ブラシを一緒に使うなど、上手に使い分けをするようにしてください。

また、定期的に歯医者さんで虫歯がないか診察をお勧めします。

たとえむし歯がなくても、歯医者さんでは歯のケアをしてくれます。
また、口の中の状態も観察してくれます。

うちの子は、過剰歯を見つけてくれました。
入院と全身麻酔での手術をしてキレイになりました。

この記事が少しでも電動歯ブラシ購入の参考になれば幸いです。